ぬりえ

ぬりえ
Estoril Portugal
1983年 B5 カレンダーにガッシュ
ぬりえ
A Coal Strip Mine
1982年 ブリタニカ百科事典にガッシュ
ぬりえ
Gross Glockner
1981年 ブリタニカ百科事典に油彩
ぬりえ
Koala
1981年 ブリタニカ百科事典に油彩
ぬりえ
Train Operation and Control
1981年 ブリタニカ百科事典に油彩

ぬりえ

人はなぜか、大人になるとぬりえを止めてしまう。
あるがままのリアルを、受け入れないことは、行儀が悪いだろうか?









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ブリタニカ百科事典に油彩

これらの絵には相当なリスクがかかっている。 親父の本にこっそりいたずらしたものだからだ!

百科事典は、遠い世界を見る窓のようなものだが、編集者の努力にも拘わらず、真実を伝える完璧な窓にはならない。
そこには誤解の余地があり、図らずも子供達の絶好の遊び場となる。
ぬりえは、そんな誤解の余地をさらに活性化させる。
人の顔のようにも見えた木の葉の隙間は、はっきりと顔になり、緩やかなグラデーションは、何かはっきりと訳の解らない形に変わっていく。
写真を筆で上書きすれば、何かを描く度に何かを潰す結果となる。
潰れた部分は新たな隙間となり、虚記号となって想像を誘うのである。

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